2004年2月



2004.2.20(金) 【初体験☆】

 何事にも『初めて』 というものがありますね。
 それは『はじめてのおつかい』 だったり『はじめてのチュウ』 だったり『はじめての――(自主規制) だったりと、人それぞれ多くの『初めて』 を経験するわけですが。
 ワタクシも本日、『初めて』 を体験しました。きゃ☆

 初めての胃カメラです。

 ええ。しなくていいなら一生したくなかったですわ。
 しかしですね。去年末からずっと胃の調子がおかしいなーと思ってまして、ここ一ヶ月くらいは結構痛みがありまして。胃薬もいまいち効きません。
 こりゃ、病院行って、ちゃんと処方してもらった方がいいかな……というわけで、かるーい気持ちで診察を受けに行ったわけです。
 で、医師の診察を受けましたところ、
「胃炎か、もしくは胃潰瘍の可能性もありますので、検査した方がいいですね」
 と言われちゃいました。
「検査ですか……」
「内視鏡検査ですね」
 内視鏡……つまり胃カメラ?
「今日は何か食べてこられましたか?」
「いえ、水だけです」
 朝はできるだけ食べる方なんですが、今日は思い切り寝坊したおかげで、顔を洗って着替えるのが精一杯でした。起きて五分で病院直行です。
「でしたら採血と内視鏡で、一時間くらいですけど、どうしますか?」
 どうしますかって。そんなこと言われたら調べてもらわにゃ不安じゃないのさ。
「ええっと……」

 と、そこでふと思い出しました。先日、猫又お気に入りのあるサイト様で、胃カメラのことが書かれていたのです。麻酔があるから痛みはないというような事をおっしゃっていたので、まぁ、それほど辛くないだろう。そう考えたのです。今は医療機器もどんどん進歩して、かなり小型化もされているでしょうし。

「じゃあお願いします」
 そう言って、採血をして承諾書なるもの(検査における危険を認識し検査に承諾しましたよってな内容)に署名してしまった猫又、いよいよ胃カメラです。
 胃の中を見やすくする(たぶん痙攣を抑えるものかと)というお薬を飲まされ、喉に麻酔を吹きかけられました(スプレー式)。
 これが麻酔? これだけ?
 ふと不安になるワタクシをよそに、看護士さんは「じゃあ横になってください」 と言いつつカメラを用意。太さ的に、直径がごんぶと(うどん)の2倍くらいでしょうか。思ったよりも細身だなと思いました。もっと太いのを想像していたので。
「唾液が出てきますけど、飲み込まずに全部出しちゃってくださいね」
 そう言いながら、横向きに寝たワタクシの口元に、大量のティッシュと受け皿を設置。っつーか、そんな皿に受けるほど垂れ流されるんですか、よだれが。
 準備が完了したところで、先生の登場です。
 検査時間、検査時の姿勢、そして最後に鎮静剤について説明されました。
「かなり楽になりますけど、終わったあと二時間くらい休んでいただくことになります」
 その言葉に、腕時計を見る猫又。時刻は午前十一時。
 午後から会社に行く予定です。来週月曜日までにやっておかなければいけない仕事が溜まっていたので、出来れば早めに会社に行きたい。そう考えました。
「二時間ですかぁ……」
「ぼーっとしちゃいますから、二時間は休まないと。危ないですから」
 横になったまま、猫又しばし時計を睨んで悩みました。
「……鎮静剤ないと、かなり辛いんですか?」
 すると先生、表情を変えず
「まぁ……時間は五分か、潰瘍が見つかって組織採取などの処置をしても十分もかかりませんから」
 ワタクシは、辛いか辛くないかを聞いたんであって、時間の話はしてませんよ、先生。
 つまりその時間、自分が我慢できるかどうか、ってことか。
 さて、どうしようか?
 しばし悩んだ後、ワタクシは覚悟を決めました。

「じゃあ、鎮静剤無しでお願いします」

 我ながら男らしい決断です。
 たまに友人から「男前」と言われるのは、この辺が原因なのかもしれません。
 まぁ、ちょっと辛いだろうけど、死ぬわけでもなし、大丈夫だろうと思ったんです。
 その時は

 ――で、五分後。

 そこには、顔面大洪水の女が一人、ぐったりと横たわっておりましたとさ。
 ごんぶと二本分っていっても、ごんぶとと違って管は『硬い』 んですよね。甘くみてました。
 「おえええええっ(TДT)」 と十回以上言いました。
 喉や食道、そして胃の中でも、カメラが動くのがはっきり分かりました。
「回ってる! 回ってるよ! 胃壁をなぞってるよ! っていうか地味に痛いよ!」 
 ってな状態で。
 「おえええええっ(TДT)」 となる度に、看護士さんが肩をそっと叩いて宥めてくれました。何か泣けました
 先生が「はーい、もう少し入りますよー。うん、(カメラの)飲み込みが上手ですねー」 と褒めてくれましたが、全然嬉しくありませんでした。声に心こもってないし。

 もう、マジでありえない。
 痛いとかいうよりも、あの 「おえええええっ(TДT)」 が我慢ならない。えづく事によって喉に管が当たって、より一層喉が痛く苦しくなるんですよ。

 肝心の検査の結果ですが「胃炎がちょっとひどいですが、潰瘍はないみたいですね」とのことで、お薬を処方してもらって終わりました。
 潰瘍ができやすい状態だとちょっぴり釘さされましたが、とにかくよかったよかった…。

 そんなわけで、ワタクシはこの苦しい初体験から一つの事を学びました。
 内視鏡検査は、苦痛を取り除く最善の方法を迷わず選択せよ!

 皆様も、内視鏡検査の際はこの教訓を思い出してみてくださいませ。
 ワタクシも次はこの経験を活かしたいと思います。

 出来れば二度とやりたくないけど……(T-T)


 ところで、この話を友人にしたところ、
「出産と胃カメラ、どっちが辛い?」
 という課題を検証するよう言われました(友人は出産経験済み)。
 ワタクシ出産未経験ですので想像でしか言えませんが、痛さ、辛さで言えば、やっぱり出産の方が比べるのも申し訳ないくらい大変なんじゃないでしょうか。長時間陣痛にも耐えなければいけないわけですから。
 ただ、終わった後の状況に関して言えば、

 出産→赤ちゃんとの対面という喜びと母になったという誇り、そして達成感
 胃カメラ→涙と鼻水とよだれにまみれた情けない自分の姿と、それを人に見られるという軽〜い屈辱感

 ……胃カメラの方が辛いかな、とも思います。主にメンタル面で。想像ですけどね。

 両方を経験した、という方がいらっしゃったら、ちょっと聞いてみたい気がします。
 自分が出産を経験して検証するという手がありますが、喉から胃にかけて残るこの違和感は一刻も早く忘れたいんです。はい。

 ううう……鈍く痛くてきもちわるうううぅ(T−T)



2004.2.18(水) 【一足お先に】

 まだまだ寒い日が続きますが、春色に変えてみました。
 っていうか、デザインそのままで色だけ変えるってのが、管理人のセンスの限界を感じさせますね。ははは…(x_x)


 はてさて。今日はいつもより遅くまで残業でした。
 いつものスーパーに寄ったのが九時過ぎ。特売の品もなければ、お魚売り場の半額シール品もなく、スーパー内のパン屋さんも店じまいしてる時間です。
 っていうか、肉すらないってどういうことさ(まるで綺麗さっぱり掃除してしまったかのようだ)。
 今日は鶏肉と菜の花のパスタにしようとルンルンで帰ってきたのにさぁ…。
 ってなわけで、しかたなくソーセージとマッシュルームのチーズリゾットにしました。菜の花とソーセージじゃだめなのか、ってな突っ込みも来そうですが、パスタはどうしても鶏肉を使いたかったんですわ。冷やごはん余ってたしね。
 そんなこんなで、コンソメスープと、アボガドとハムのサラダ菜巻きを一品作り、本日の晩御飯のでっきあがり〜ヽ(´▽`)/


 ……旦那、まだ帰って来てません。 なのに二人分作っちゃいました。
 帰ってくる頃には、おじやにチェンジしてることでしょう…。
 まぁ、その方が消化にいいし…(^^;


 久々にこんな『新妻的日記』 にしてみたのは、今月に入って愚痴しか書いてないからです……
 いかんよねぇ〜これじゃ。



2004.2.12(木) 【ひっさびさ】

 自分、疲れてるなぁ……と思った瞬間。

 ・ 会社で今日の日付を2回も『12/12』と書いてしまった時。
 ・ お昼と勘違いして11:00(昼休みは12:00)に買い物行こうとしてしまった時。
 ・ コーヒーカップを持って席を立ち、そのままトイレに行こうとした時。
 ・ 仕事終了後、室内用サンダルのままだと駐車場で気付いた時。

 フィジーに……フィジーに帰りたい……(虚ろな目で現実逃避中)


 ……というわけで(どうにか現に戻ってきました)、久々の小説でございます。
 SEASONに『Chocolate』アップです。一応バレンタインのお話。
 っていうか、2004年最初の小説がバレンタインってどうよ……とか思いながらのアップです。ごめんなさい〜(T-T)。
 このお話、SEASONシリーズのOpening ceremonyの登場人物を使ってます。まぁ、あれのその後のお話、みたいな感じです。
 あんまりバレンタインって感じではないですが、読んでみてくださいませ(^^)。


 さあ、これでとりあえずは更新できた……次はキリリク、キリリク……
 ……うわーーーん(TдT) 小説好きなだけ書ける時間がほすぃいいい!



2004.2.3(火) 【ダーク猫又】

 最近忙しいです。仕事しながら「ちゃぶ台ひっくりかえしてぇええ」とか思ってます。危険です。

 今日、メールで仕事のやりとりをしていたのですが、そのメールを読んでいてぷちんと切れちゃいました。

「っつーかふざけんなよ ごるぁ ボゲが…」

 低い声で呪文のように呟いてから思い出しました。
 同じ居室で仕事をしている直属の上司の存在を。



 顔を上げると──

「……どうした?」

 そこには素で凍りついている上司が



 ち、ちちち違うんです! あなたの事じゃないんです! 違う人なんです! っていうか単なる独り言です気にしないでくださいいいい!


 一年以上かけて作り上げた『明るく人当たりのいい猫又さん』像も、一撃でクラッシュ☆です。てへ♪


 ……うわーーーん……(TдT)



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